東京には広告代理店やイベント運営会社やマスコミが多くあり、一説によると全国の７割が東京に一極集中していると言われております。つまりそれだけの需要があるので、大きな資金がこの業界には動いているのです。イベントを行うには目的があり、集客型の場合はチケットやグッズを販売して音楽や演劇などをサービスとして観客に提供します。運営は会場の準備からスケジュール管理を行い、イベント当日に向けて宣伝と周知活動とチケット販売を行うのです。

現在はユーザーの情報収集は多チャンネル化しているので、SNSやニュース系は勿論のこと、動画サイトやファンサイトなどを利用して宣伝を行います。イベント系のもう１つはプロモーション系のイベントです。街角で商品サンプルを配ったり、プレゼント企画をしたり購入者におまけを付ける付録商法などもあります。こういった宣伝活動を決められているスケジュールで行うのです。

東京では展示会も多く行われますが、これにもチケット集客型とプロモーション型があり、さらに展示会の中では予約販売形式のために開催するケースも少なくありません。アパレルなどの展示会は半年前に次のシーズンの商品を展示会で紹介し、バイヤーが発注してバックオーダーを製作します。広告代理店やイベント企業などはこうした展示会の一連のスケジュールを組み立てて、目的に応じた集客運営を行うことが仕事です。見本市や受注会を専門で行う企業もあります。